愛知に帰ってきた。

アイキャッチ エッセイ

この結果は望んだものではなかった。

でも、仕方ないと思う。

これがおれの生き方だから。

7月上旬、訪販ができないほどの暑さだった。

火照った体で、取引先の方を夕食に誘い、8月いっぱいで現在の仕事を辞めようと思うことを伝えた。

「もう少し一緒に仕事しましょうよ。
榊原さんが納得できる提案考えるので、待ってください。」

その日は、とてもスッキリした気持ちで取引先と解散した。

結局、伝わってなかった。

7月22日、電話があった。

手段が変わっただけで、根本は現状と変化のない提案。

『まぁそうか。そんな上手くはいかないか。』

そう思いながらも、

もらった提案を、譲歩できる形にして、

こちらから再度提案したが、

「この条件でやるか、7月でやめるかの2択でお願いします」

が帰ってきたアンサーだった。

覚悟

もう答えはでていた。

この仕事は、受けれない。

その結果、

あと1週間で家を退去することになるとしても。

というのも、私は住むところと駐車場を用意してくれる条件で、現在の仕事を受けていた。

この提案を断れば、取引先との関係はおわる。

つまり家を出ることになる。それは分かっていた。

でも、それがどうした。

自分の心に従うほうが100倍大事だ。

だから、私は丁寧に断りを入れた。

「ご提案ありがとうございます。7月で辞めることにします―」

これでよかったはずだった。

でもこの決断が、

思いもよらない結果を伴うことになるとは、想像していなかった。

理解

「ごめん。まったく理解できなくて、少し恐い」

7月で退去が決まった状態で、彼女に現状を伝えた。

混乱してる、なんて言えばいいかわからない、時間がほしい。

そう言われて、2日待った。

そして彼女が出した答えは、

「わたしなら、次を準備してから辞める。
こんな選択はしない。一緒にいたら、自分もあなたの決断の影響をうけてしまう。
安心して生きられない。だから好きだけど、一緒に生きていくことはできない。」

「そうか、そう思ったんだね。」

としか言えなかった。

痛み

こんなこと望んでなかった。

彼女のことが大好きで、一緒に生きていきたかった。

二人にとって最善だと思って、この決断をしたつもりだった。

離れることになるのなら―

いや、本当にそうだろうか。

まったく想定してなかったか?

それは噓だ。

こうなる可能性も本当は考慮してた。

でも、信じてた。

なにがあっても、わたし達ならなんとかなるだろうと。

ただの甘えだったのかもしれない。分からない。

ただ一つ確かなことがある。

あそこで、NOと言ったことは後悔してない。

何度やり直しても、あの条件はのまない。
(でも彼女には別の伝え方をするだろうな。笑)

これからどーするか?

海を眺めるふくまる

愛知でこの記事を書きながら、私は思う。

進むしかない。

10年後振り返ったとき、この選択を、最善だったと言えるか、暗い過去にするか。

それは、その後の行動次第だと思う。

わたしは、ハッピーエンドを信じてる。

道中にどんな悲劇が起ころうと、自分を疑うな。

信じてやり遂げよう。

正直、弱気にならないわけじゃない。

だって、また一からだよ。

これ人生の、何幕目か。

でもしょうがない。

イーサン・ハントも8作目まで頑張ったし、おれも頑張る。

だから書く。

選択の結果が、

望んだものじゃなかったとしても、仕方ない。

これが、おれの生き方だから。

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