『やりとげる力』 著者、スティーブン・プレスフィールド
という本を読んだ。
読みやすくて、分かり易く面白かったので伝えたい。
全部で、三つの章からなるシンプルな本。
/
/
第一章は、
敵(レジスタンス)を知るための章。
レジスタンスとは、
なにか新しいことをする時に発生する、ネガティブな感情、「今のままで、いいではないか」という現状に留めようとする心の声。これをレジスタンスと定義している。
レジスタンスがいう言葉は、例えばこんなものがある。
・ダイエットしようと思い立った場合
【明日からにするか、今日は食べていいラストの日!】と言ってきたり。
・タバコやめようかと思うときには、
【周りも吸ってるしどうせやめれんよ。意味ないからそんな努力しなくていいだろ】と呟いてくる。
・リリック書いてみようかな思い立ったときは、
【今さらラッパーになるの?お金になるわけないじゃん。無駄な努力やめとけ】といってくる。
こいつらは、私たちが死ぬまで存在している。
だからこそ、著者はいう。
/
大切なのは、
瘦せることでも、禁煙することでも、ラッパーになることでもない。
レジスタンスに打ち勝つことだ。
レジスタンスに負け続けること、それは死を意味する。
/
ってね。ここ刺さった。
そう、レジスタンスは、自分の中に存在しており、私たちは昔からその存在を認識している。
今まで何回こいつに負けてきたか。(笑)
/
この第1章を読むと、敵を知ることができる。
故に戦いに勝てる回数増えるので、私はシンプルに生きやすくなりましたよ!
/
第二章では、プロについて書かれている。
/
【プロとはこうあるべきだ。プロってこういうことだぞ。】
著者のプロ意識、信念が伝わってきて面白い。
特に、プロとアマの違い。
これについては、姿勢だったり、心構えなどバチバチの精神論。(笑)
ただ説得力がある。しかも文章が読みやすくて入ってくる。読んでいると自分自身の姿勢を正される。
まだまだ自分プロではなかった。
/
そして第三章は、人間の意識外の力について書かれている。
意識外の力って、どゆこと??
って思いますよね。わかります。
私も神様信じて育ってきてないので、「ん??どうゆうことだろう?」
となりました。
/
読んでいくと、どうやら超能力とかではないです。ただ科学的でもない。
何か毎日プロとして仕事をしていると、不意に訪れる素晴らしい瞬間があるようだ。
そしてそれこそが、意識外の力だと著者は言っている。
ここではそれを、ギリシャ神話のミューズ(芸術の女神)だったり、天使と表している。
/
神様は信じてないけど、人間の意識外の力こちらは信じれる。
これが第三章の感想です。この章は少し難しかった。
/
トータルして読みやすい本だった。
レジスタンスを知る第一章だけでも読んでみてください!
きっとあなたも、笑っちゃうくらい共感できますよ!
読んでいただきありがとうございました。
コメント